株式会社エフエム東京 第277回番組審議会
議 事 録
1.開催年月日 平成12年5月9日(火)
2.開催場所 エフエム東京 本社10階大会議室
3.委員の出席 委員総数9名(社外9名 社内0名)
◇出席委員(7名)
| 利 光 松 男 委員長 内 木 文 英 委員 横 森 美奈子 委員 香 山 リ カ 委員 |
子 安 美知子 副委員長 伊豫田 康 弘 委員 渡 辺 貞 夫 委員 |
◇欠席委員(2名)
青 池 愼 一 委員 内 館 牧 子 委員
◇社側出席者(8名)
| 後 藤 社 長 佐 藤 常務取締役 佐 藤 取締役事業開発局長 青 山 制作局長 【事務担当 林屋番組審議会事務局長】 |
一 戸 専務取締役 磯 野 常勤監査役 大多田 編成局長 林 屋 編成局局次長 |
4.議題
「特別番組 We Love Music, We Love the Earth」
5.議事概要
◇このコンサートは会場でも見たのだが、その場では、テーマである“アースコンシャス”とのつながりが今回は希薄なのではと思った。特に主役の一人である山崎まさよしが小林克也氏にインタビューを受けた場面では若干クールだったという印象がある。しかし今番組を試聴すると、テーマとのつながりや会場との一体感がよく出ており、会場でももう一工夫あっても良かったのでは。
◇“アースコンシャス”というテーマは、“地球人としての感性”を研ぎ澄ませ、知らしめることにつながる。この企画は是非続けてほしい。良い番組だと思った。
◇今年は行けなかったのだが、昨年は会場で見ることができた。音楽を通じ生の演奏を楽しみながら地球環境を考えるというコンセプトはとても意義がある。だた会場の武道館は本来武道の場であり、音の反響などの面からも音楽コンサートの場としては疑問に思うこともある。
◇“アースコンシャス”というテーマを始めたのは非常に早い時期であり、その趣旨は充分に理解できる。ただコンサートの内容については、TOKYO
FMのターゲットが若者ということから出演者を選んでいるのだろうが、“コンサート”と呼ぶのはまずいのではないかと思う。
◇小林克也氏の番組出演は時代に合っているかどうかわからないが、このイベントに関しては一種“偉大なマンネリ”と解釈してもいいのでは。過去のコンサート出演者を見ても、その時代時代の時流を捉えた旬のアーティストを起用しているという歴史を感じる。今回も“アコースティック”な雰囲気の出演者を集め、あまり余分なものがないという意味で環境問題とイメージが重なる部分もあり、今の時代に合っていると思う。また、実力のある人を集めているとも思う。山崎まさよしやスガシカオの楽曲は幅広い年代から支持されている。変な媚びがなくやりたいことをやっているということに対して共感を感じる人が多いのでは。
◇“アースコンシャス”の趣旨について会場で説明することも重要だ。その意味で途中MCで登場した小林克也氏は大きな立場である。彼は我々の世代ではカリスマの1人であるのだが、残念ながら会場の雰囲気にそぐわず、メッセンジャーとしてうまく機能していたのだろうか。アーティストの演奏も生放送後のアンコールの時の方が伸び伸びしていた。テーマを押しつけるとアーティストが窮屈に感じてあまり自由に表現できないということもあるかもしれない。
◇この特別番組に関しては過去にも試聴番組として取り上げられているので、そのイメージはよく理解している。来年2001年を期して、何か思いきった脱皮・内容刷新ができないものかと思う。コンサートに来た一人一人が、「環境という部分に関する現実の具現的な実践をやろう」「何か明日からやろう」と思うように、仕掛け人として考えられたらどうか。というのは、環境問題が意識されるようになり、初期の地味な活動から10年ほどが経過した現在、確実に動き出しているように感じる。これからの10年間は、環境問題が本当に一般の人々の身近な問題になってくるわけであるから、過去11回積み上げてきた“アースコンシャス”を、21世紀を期して何か実効性のあるものになってほしいと痛切に思う。普通の人が聴きに来て、興奮して、明日から何かする、それが作用を及ぼしつながっていくような考え方で何かできないだろうか。
7.改善意見に対して採った措置
審議会の意見・要望は、各担当部長より部員に伝達された。
8.公 表
議事内容を以下の方法で公表した。
・放 送 :番組「ブランニュー・モーニング」5月31日(水)放送内
・書 面 :TOKYO FMサービスセンターに備え置き
・インターネット :TOKYO FMホームページ内http://www.tfm.co.jp/hensei/bansin
9.その他
次回の審議会は6月13日(火)に開催することに決めた。
以上
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