株式会社エフエム東京 第285回番組審議会
議  事  録

1.開催年月日 平成13410日(火)

2.開催場所 エフエム東京 本社10階大会議室

3.委員の出席 委員総数9名(社外9名 社内0名)

◇出席委員(7名)
利 光 松 男 委員長     子 安 美知子 副委員長
青 池 愼 一 委員      伊豫田 康 弘 委員
香 山 リ カ 委員      横 森 美奈子 委員
渡 辺 貞 夫 委員

◇欠席委員(2名)
内 木 文 英 委員      内 館 牧 子 委員

◇社側出席者(8名)
後 藤 社 長         一 戸 専務取締役
冨木田 常務取締役       伊 達 常務取締役事業開発局長代行
青 山 取締役制作局長     松 田 技師長
雨 笠 編成局長        林 屋 編成局局次長
【事務担当 林屋番組審議会事務局長】

4.議題
「福山雅治のトーキングF.M.」(平成13211日放送分)

5.審議内容(◇委員側発言)

◇今女子学生には福山雅治は恐らく一番人気のあるタレントとなっている。番組を聴く前は、もう少し都会的でシャープなイメージだと思っていたが、思いの外庶民的で取っつきやすい感じだというのが総体的な印象である。声質もやわらかく聴きやすい。番組の中では、単に若い人だけでなく27歳男性や37歳の調理師の女性など、幅広い人達との交流があったが、中波の深夜放送でのパーソナリティを中心とした共通の世界のような湿っぽさがない形で、明るい日曜の午後に福山を中心とする世界がすんなりと出てきた感じがあった。その意味で、聴取率がトップだということ、固定リスナー層が形成されていることが納得できた。聴取者とのやり取りの部分では福山の大人の部分が出ており、非常に気持ちのいい会話だと思った。

◇福山雅治をよく知っているわけではないが、声がとても温かくていい。楽しいトークの場が展開されていると思う。このパーソナリティは、不快なところや嫌みなところが全くない。私もそう感じたし、聴取者もそのように感じるだろう。トークが拡がるひと時を楽しめるいい番組だと思った。

◇番組冒頭でのトークが早口でやや疲れる。また、福山雅治というパーソナリティからは「仕事をしている」という感じを受ける。当たり前のことに対して「スゴいなぁ」という言葉が随分出てきたことからそのように感じた。もっと自分の地を出せばより好感が持てるのでは。このまま番組を続けていくと、リスナーと“なーなー”の関係になってくる怖さがある。調理師の女性とのやり取りでは貴重な放送時間を使っているのでもっと短い方がいいのでは。

◇他局を圧倒する聴取率ということで、福山雅治のどういう所が魅力的なのかよく聴いてみたが、正直言ってよくわからなかった。彼の掴み所のなさ・特徴のなさが、今の若い女性に受けているということだろうか。長く聴いていると段々魅力がわかるのかもしれない。

◇以前から若い女性に福山雅治を好きな人が多いのはなぜかと思い、少し学習していたが、それでもよくわからなかったので、彼を好きな女性達にどこがいいのかを質問したところ、「背が高いから」「やさしそうだから」などと核となるような答が見えてこなかった。今日番組を試聴し、その理由は「普通であることを信頼している」「普通の、職業的なわざとらしさがないことをリスペクトしている」ところかという気がした。番組でも「普通のお便り募集!」「普通の会社員ですが…」など、“普通”という言葉が随所で出てくる。これはあとづけで考えただけだが、「普通であることはいけないんじゃないか」という思いが若い世代の中にあるとすれば、彼らに対して「普通でも素晴らしい」「普通でいいんだ」「普通の人もマドンナも同じなんじゃないか」と言ってくれる存在が福山なのでは。“センスがいい”“最先端の”“アーティスティックな”番組を提供しようするあまり、大多数のいわゆる“普通の人達”が何を求めているかを忘れがちな部分もあるので、そういう意味で彼はいいのでは。ただスターになっていけばそれは“特殊”になっていくことなので、そこで“普通の”人を大事にしようとすると、そこにある種のわざとらしさが見えて、ファンががっかりする時が来るのかもしれない。

◇聴き始めた最初から、番組の話題が少しずつ変わっていっても、それが深刻でも甘くもなく何となく耳に入ってくるトークが続いており、日曜夕方にぴったりの番組だと思って聴いていた。この中で、電話をつないだ給食の調理師の方の話は結構面白かった。一日のスケジュールが分刻みで決まっているところなど、興味を持って聴く人も多いのでは。皮のついたみかんを3回も水洗いすることはドイツでは考えられない。何となしに聴いていて何となしに文化やライフスタイルの比較ができたりして、面白いと思った。

6.改善意見に対して採った措置
   審議会の意見・要望は、各担当部長より部員に伝達された。

7.公 表
   議事内容を以下の方法で公表した。
 @放 送 :番組「サンデーモーニングフェスタ」429日(日)放送内
 A書 面 TOKYO FMサービスセンターに備え置き
 Bインターネット TOKYO FMホームページ内http://www.tfm.co.jp/bansin

8.その他
  次回の審議会は58日(火)に開催することを決めた。
以上
戻る