<株式会社エフエム東京 第315回番組審議会>

 

 

1.開催年月日:平成16年9月7日(火)

 

2.開催場所 :エフエム東京 本社10階大会議室

 

3.出席委員(8名) 

子 安 美知子 副委員長

内 木 文 英 委員   青 池 愼 一 委員

伊豫田 康 弘 委員   横 森 美奈子 委員

香 山 リ カ 委員   内 館 牧 子 委員   

渡 辺 貞 夫 委員   

 

 

4.番組試聴

【番 組 名】 「日本代表CHEER UP MIX」「ステッピン・ニュース」

【放送日時】 平成16年8月23日(月)

【番組概要】

TOKYO FMでは、アテネオリンピック関連企画を開催に先駆けて、7月26日(月)より

スタート、8月29日(日)深夜の閉会式にかけて、立体的な特別企画を実施しました。

展開内容は、FM局ならではの、「音楽とスポーツ」という観点で、日本代表選手がいつも側にあって

自分を支えている音楽を取材、インタビューコメントと共にミックスしたバージョンをオンエア。

その模様を収録したCDを選手一人一人にプレゼントしました。この企画を軸にしながら、

女性記者2名を現地に派遣し、開催期間中の朝5時台にベルト番組を編成、レポートを交えながら

独自のオリンピック速報を放送、特設ホームページでは現地記者のレポートを掲載すると共に、

リスナーからの応援メッセージも受け付けました。

さらに、ビッグアーティストと代表選手との対談企画として、松任谷由実と為末大との対談を実施し、

オリンピックへの期待感を演出しました。なお、この一連の展開は新聞各紙で紹介され話題を

呼ぶことができました。<試聴 約15分>

 

<試聴番組内容>
#1 日本代表Cheer Up MIX(3'08")
    コメント :アーチェリー(個人・銀メダリスト)山本博選手
    Cheer Up Song:ターザンのテーマ/フィルコリンズ

#2 STEPIN'NEWS -8月23日(月)放送分 抜粋- (11'07")
    出演:鈴木万由香
    報道:古賀涼子
    電話レポート:藤丸由華(山本博選手について)
    内容:@浜口京子(女子レスリング)実況:準決勝で敗れる
       A野口みずき(女子マラソン)ゴール直後インタビュー
       B山本博(アーチェリー)ロングインタビュー+藤丸レポート
       C山本選手決勝進出後インタビュー
       D曲  『いつも何度でも/木村弓』

 

試聴番組は日本人選手の活躍を伝えるとともに、選手にリラックスしてもらうことが

優先されており、取材本位でなかったことが良かった。

 

取材者が何のために取材するのかという目的をはっきり認識していないと、

せっかくの素晴らしい選手のコメントの紹介も、ただの耳障りとなってしまう。

選手が通ったあとの回りの空気が熱くなったことなど、現地に行かなければ分らないことを

伝えた点は良かったが、リポーターのトークが意味不明で情緒に流れすぎている。

取材者はリスナーではないのだから、どこまで情緒に流れていいのかをよく考えて欲しい。

 

勝者ばかりのインタビューは聞いていて飽きるが、敗者の言葉は心に残るもの。

番組ではもっと敗者のコメントも取り上げて欲しかった。

 

「音楽」が切り口というスポーツ番組のコンセプトはとても良かったと思う。

マスコミはメダリストだけ取材して、負けた選手には冷淡なもの。もっと選手を尊敬する念を

持って欲しい。今回の試聴番組では、そのような冷淡さがなかったので良かった。

 

 

以上