株式会社エフエム東京 第273回番組審議会
議 事 録
1.開催日時 平成11年12月7日(火)
2.開催場所 エフエム東京 本社11階
ジェットストリーム レセプション・ルーム
3.委員の出席 委員総数8名(社外8名 社内0名)
◇出席委員(7名)
| 利 光 松 男 委員長 青 池 愼 一 委員 香 山 リ カ 委員 横 森 美奈子 委員 |
子 安 美知子 副委員長 伊豫田 康 弘 委員 内 木 文 英 委員 |
◇欠席委員(1名)
渡 辺 貞 夫 委員
◇社側出席者(9名)
| 後 藤 社 長 佐 藤 常務取締役 伊 達 取締役マルチメディア事業局長 青 山 制作局長 林 屋 編成局局次長 【事務担当 林屋番組審議会事務局長】 |
一 戸 専務取締役 磯 野 常勤監査役 大多田 編成局長 松 田 技師長 |
4.議題
(1)試聴CMについて
(2)その他
5.議事概要
開会後、ただちにCM試聴に移る。「'99年JFN賞」「日本民間放送連盟賞」におけるTOKYO
FM及びJFN各局制作の入賞作、「ACC CMフェスティバル」郵政大臣賞受賞作を試聴、委員からさまざまな意見が出された。
6.議事内容(◇委員側発言)
<議題1.試聴CMについて>
社側説明ー
本日は、TOKYO FM及びJFN各局制作の各賞での入選CM及びその他のCMを約12分程度お聴きいただき、ご意見等を頂戴したい。
◇今年試聴したCMは、無理もなくあざとくもなく普通という印象がある。特にTOKYO
FM制作の作品は、「しじみの音」などオーソドックスである。「ひな祭りフェア/差別反対」はすっきりしており問題なく、「ウイスキーローヤル12年/水の劇場」もサントリーらしいCMで、“普通”である。一方、地方のCMでは、「差別調査禁止/花いちもんめ」で際どい問題を大阪弁でやわらげている。また、最後の「フロム・エー関西版/ジャスト・アン・アルバイター/彼の部屋」は着想の面白さで勝負しており、普通はとても聞いていられないもの聞かされ「一体これは何だろう?」と感じさせ、面白いと感じた。
◇先鋭的ではない表現方法と常識的な視点からイメージが拡がり、人を惹きつけていくものが生まれればラジオのCMとしていいのでは。「企業PR/この2分間の間に」は、2分間という時間にはもっと色々なことがありそうだと感じさせるアイデアで良かった。「ウイスキーローヤル12年/水の劇場」は、短い時間の中で水の劇場が水割りの水にイメージが飛躍し、水割りが飲みたくなるような存在感があった。
◇来年もいい作品、飛び出た一作を作ってほしい。
◇私の感覚がずれてしまったのかもしれないが、いずれのCMも賞を取ったものにしてはオーソドックスすぎてつまらない。昨年・今年とTVも含めてCMの出来が良くない、作品的にも広告的にもいいものが少ないともっぱらの評判であるが、私が審査員だったらという設定で敢えて申し上げれば、これらのCMは全く理解できない。「しじみの音」はなぜナレーションをかぶせるのか?「キャディーのいらない乗用カートのゴルフ場」は耳を傾けさせる効果はあっても内容的に最優秀に値するのか?「ウイスキーローヤル12年/水の劇場」は強引な気がしたし、「企業PR/この2分間の間に」はなぜ2分なのか必然性がわからない。リクルートは毎回聴かされたらたまらない。私が審査員だったら「最後のトキ」以外は選ばないだろう。
◇「差別調査禁止/花いちもんめ」は、あのようなそれをやめましょうという言い方ですらも大丈夫なのかとドキッとした。また、私はCMに接すると製作者の意図と方向性を考えてしまうのだが、「企業PR/この2分間の間に」の場合には、これを作るプロセスに興味を持った。2分間の例をどんな視点で選択するかについては、相当なディスカッションがなされたのだと想像できる。CMを聴くことによって自分がその裏側に興味を持ってしまうのはフックがあったからで、面白かった。この作品が賞を取ったのは2分間の例の選択が適切だったからだろうが、他の可能性もあったかもしれない。
7.改善意見に対してとった措置
審議会の意見・要望は、各担当部員より部員に伝達された。
8.公 表
議事内容を以下の方法で公表した。
・放 送 :番組「ウェイク・アップ・トーキョー」12月29日(水)放送内
・書 面 :TOKYO FMサービスセンターに備え置き
・インターネット :TOKYO FMホームページ内 7ttp://www.tfm.co.jp/hensei/bansin
9.その他
恒例により1月は休会とし、次回の審議会は2月8日(火)に開催することに決めた。
以上