「Hellosmile Cafe」
今日は“明日を笑顔にするためのヒント”を「Hellosmile」の実行委員会 副代表の小巻亜矢さんとお届けします。
先日の4月9日は、「子宮頸がん予防を考える日」でした。
「Hellosmile」は20代、30代の女性に増え続けている「子宮頸がん」の予防啓発を推進するプロジェクトですのでこの日はとってもシンボリックな日なんです。
そんな4月9日に今年で5回目になる「Hellosmile LIVE」を今年は福岡で開催しました。
今日は子宮頸がんについて改めて考えていきたいと思います。
子宮頸がんは、20代から40代そして10代後半に増えている病気ですが唯一予防ができるがんと言われています。
なぜ予防ができるかというと、子宮頸がんはウイルズ感染による病気で性交渉の経験がある女性であれば誰でも感染するありふれたウイルスです。
感染しても免疫力のある人は発症しないのですが、一部の方が何らかの形で感染が続いてしまい、またその中の一部の人が癌化してしまいます。
その癌化するまでに数年から十年かかります。ですから定期的に検診を受けることで細胞のわずかな変化を見つけて癌になる前に治療することができるのです。
この検診を欧米諸国では当たり前とされていて80%以上の方が定期的に検診を受けているのですが、日本においては20数%しか受けておらず、さらに20代の検診率は10%程度という現状があります。
ですので「Hellosmile」のプロジェクトのライブ、試写会、キャラクターのグッズなどを通して普段「子宮頸がん」に対してあまり意識が高くない方々にお伝えしていきたいと思っています。
子宮頸がん検診は痛みを伴わず、短時間で終わるものです。男性も近くにいる大切な女性にその知識と検診の大切さを是非伝えてあげて下さい。
そして小巻さんは先日国連の中でも女性の命にかかわるさまざまな支援をしている「国連人口基金」の広報障害局長 ダイアン・スチュワートさんとお会いする機会がありました。
「子宮頸がん」という女性の命に直結する病気に対してお互い意見を交換しつつ、今後の課題についても話し合いました。
ダイアンさんから、「Hellosmile」とコラボレーションすることは、開発途上国にとってとても大事なこと。
これからも国連人口基金としては女性の命を支援する活動に力を入れていきたいので協力していきましょうというメッセージをいただきました。
「Hellosmile」もより一層思いを大切に活動していきたいと思います。
みなさんも、ぜひこの機会に、子宮頸がんのこと、考えてみてくださいね。
ON AIR SONG リスト
M1:「LOVIN' YOU / Marcel」
M2:「The First Cut is The Deepest / Sheryl Crow」
M3:「I've Never Been to Me / Charlene」