『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた女性のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
▼ラジオネーム:まなみんさん(26歳/愛知県)
私には趣味という趣味がありません。何か自分の好きなこと、
夢中になれるものがあれば〜といろいろ探しているのですが、
人がどう思うかとか、いろんな事を考えてしまい、
自分で歯止めをしているようで、なかなか見つかりません。
趣味があって夢中になることがある人を見るたび、うらやましく思ってしまいます。
こういうときどうしたらいいのでしょうか?アドバイスをお願いします。
(菅野さん)
“趣味”っていうのを一応、辞書で調べてみたんですよ。
「趣味とは、そのものを深く知ることによって味わえる独特の良さ。
利益などを考えずに、好きでしている物事。」ということらしいです。
(小巻さん)
そこをいくと、私は本当に、ズバリ、趣味=仕事、な感じですけど。
(菅野さん)
私もそう思ってました。
「趣味なんですか?」って聞かれると、「仕事だな」って思うんですよね。
(小巻さん)
仕事は、やっていればやっているほど、次の扉が見えて、知りたいことが広がっていくし。
それによって、成長している感もあったり、出会いがあったりと、
報酬ももちろん大切なんだけども、私も結以ちゃんも、どっちかというとそこ(報酬)ではなくて、
やっていて楽しい、自分の何かが満足できる、そんな感じだと思うんです。
あとは、たぶん趣味を聞く場合の会話の雰囲気って、
話題のきっかけとかで出る質問のような気がしていて。
聞かれた時って、そんな真剣にその人の趣味を追求しようとして
聞いているんじゃない気がするので、趣味がないと自分がつまらない人間じゃないかとか、
趣味がないこと=人生を楽しんでいないとか、あんまり突き詰める必要もないと思うんです。
なんか意外と気が付いたら好きなことを繰り返しやっていて、
「あ、これが趣味って言えるのかな」とか、
得意なことだったりとか、そういうことなのかなと思いますけどね。
(菅野さん)
それに私すごい思うんですけど、ちゃんと深く知識がなくちゃ、
好きって言っちゃダメみたいなのってないと思うんですよね。
好きって思ったら、全然知らなくても好きって言っていいと思うし、
情報量より、トキメキが大事だと思います。
(小巻さん)
なんか、「この夏だけの趣味」とかね、今マイブームっていうじゃないですか。
「マイブームがプリンです」とかで、いろんなプリンを食べていますとか、
そんなことでもいいかもね。
確かに、小さい頃から習い事みたいにずっとそれをやっていないと
趣味って言っちゃいけないんじゃないかっていうのもあるのかもしれませんね。
面白いデータもあって、男性の趣味、1位・スポーツ、2位・読書、3位・パソコン/インターネット。
女性の趣味、1位・読書、2位・旅行、3位・音楽鑑賞、というデータあるんですけど、
興味深いのが、趣味を聞かれて困った経験がある人が、
半数以上ということで、しかも7割以上の人が、困るんだけどとりあえず何か答えておく。
という、まさにそんな感じなんだと思うんですよね。
(菅野さん)
だって、趣味がインターネットでいいんですよ。
読書も、そんなに月に10冊読まなきゃいけないみたいなことないと思います。
(小巻さん)
なにか、最近よくしていること、そのぐらいの感じでいいんだと思うんですけど。
それより、人がどう思うかが気になるっていうところの方が気になりました。
M:You Make Me Feel Like Dancing / Leo Sayer
(菅野さん)
人がどう思うかを考えちゃって、趣味が見つからないってところ・・・そうですか?
なんか私は、好きなものは好きって言っていいと思うんですよね。
人目を気にするところなのかなって思っちゃうんですけど。
(小巻さん)
そうなれるといいなと、そう言える結以ちゃんが素敵だなと思います。
実は、私もまなみんさんと同じで、今はだいぶ違うんですけど、
何か質問された時に、「私どう答えればいいんですか」って逆に聞きたいくらい、
相手軸で考えていたっていうか。
たとえば、その場の雰囲気で、「ここはスポーツで答えなきゃいけないのかな」とか、
相手の軸で答えを探していた時期があったんですよね。
だから趣味を聞かれた場合だけじゃなくて、いろんなところで、
「私なんて答えたら、あなたの満足の良く答えなんでしょう?」みたいな。
でもそういう女性も多いかもしれないですよね。
(菅野さん)
そっか、全然考えてなかった(笑)
すごい好きなこと言ってました(笑)
(小巻さん)
好きなこと言って本当は全然オッケーで、今だったら、
「趣味って聞かれても困っちゃうな」とか、返せる技も身につけたと思うですけど、
まなみんさん、恐らくそういうことだと思うんですよね。
みんなひとりひとり変わり者じゃないですか。
(菅野さん)
そう思います!皆が同じである必要なんて全然ないし、
むしろ、違う方が面白いと思うから、私は「偏愛主義万歳」と思って生きているので、
偏っている方が人って面白いなって思うから、本当に自分がいいなって思うものは、
全然話しちゃうし、でもそれで面白がって貰えたりもするし。
(小巻さん)
今は私もそう思うんです。突拍子もないこととか、自分にはない世界を知ることで、
お互いに世界が広がるので。
質問に質問で答えるっていうのも有りだと思うので、まなみんさん、是非これを機会に、
「こう答えなきゃいけないんじゃないか」とか相手に合わせないで、
その時、ポッと出たことを答えるってことにチャレンジしてみたらいかがでしょうか?
(菅野さん)
そうですね。でも探しているってことですから。
私も去年ダイビングの免許取って、ダイビングという趣味が加わって。
私、趣味を全部仕事にしようっていうのが夢で、ラジオもそうだったんですけど。
ラジオを聞くなんて、日常の些細なことですけど、それも私は趣味だと思っていたから。
(小巻さん)
本当に何でも、考えようと言いようですよね。
(菅野さん)
あんまり趣味って言葉を深く考え過ぎずに、これ好きだなって思ったらもう、
それが趣味でいいと思います。
(小巻さん)
そして人がどう思うかってところから、一歩脱却してみるチャレンジも、
是非この秋してみればいいかなと思います。
(菅野さん)
まなみんさん、好きなこと言って大丈夫だよ!
(小巻さん)
絶対、大丈夫。みんな足りないものとか、自分にないものを知るって楽しいですからね。
M:Colors / Amos Lee
(小巻さん)
私決めました。この秋のマイブームは、菅野結以にします。
(菅野さん)
えっっ!?なんですか、そのどきっとする答えは!(笑)
(小巻さん)
結以ちゃんのことをウォッチングする秋にします!ブログとかね、他の番組も!
(菅野さん)
ちょっと変なことしないように気を付けます(笑)
M:Face It / Beach Fossils
M:You Make Me Feel Like Dancing / Leo Sayer
M:Colors / Amos Lee