夏休みシーズンが到来しました!
ふだんハンドルを握らない方も、レンタカーや
家族・友人のクルマを運転する機会があるかもしれません。
運転は楽しいですが、特に不慣れなクルマでは、危険がともなうもの。
注意点を知っておきましょう。
レンタカーにしても、知り合いのクルマにしても
運転する前に、まずするべきは保険加入のチェック。
JAF東京支部 JAF認定セーフティアドバイザー 杉本実さんによると
レンタカーは自己負担をカバーするオプションもあるので検討してみて下さい。
また、家族・友人・知人のクルマを運転する際は、自分自身に適用されるかを確認して下さい。
加入保険が自分に適用されないなら、そのクルマを運転しないこと。
万が一の時、自己負担になってしまいます。
保険のチェックをしました。
その次は車体の状態と運転感覚のチェック。
クルマのサイズや作動は車種によってずいぶん変わります。
ボディーの傷など、レンタカーであればチェックリストに則って確認してくれますが
友人の車を借りる場合は一緒に傷やスイッチ類の作動状況を予め確認しておきましょう。
ボディーの高さや幅によって通行できない場所や利用できない駐車場があるので要確認。
また、車の大きさや車種によって車両の特性があります。
公道に出る前に車体の幅や内輪差などを確認しましょう。
クルマの状態、運転感覚もチェックしました。
いよいよ運転してお出かけ・・・の前に所持品を確認して下さい。
運転免許証・ETCカード・初心者マーク・高齢者マークなど
ご自身に必要なアイテムは忘れないようにすること。
そして、万が一に備えてJAF会員の方は会員証も携帯し忘れないようにして下さい。
クルマに乗り込んだあとは、
自分にフィットしたドライビングポジションにセッティングしましょう。
特に長距離運転の場合、ドライビングポジションは、
疲労に繋がり、疲労は注意力の欠如に繋がり、
注意力の欠如は事故に繋がってしまうのでるので、とても大切です。
1) シートに隙間がないように深く腰かける
2) ブレーキペダルを右足で踏み込んだ時に、膝がのびきらず、
少し余裕がある位置にシートを前後させて合わせる。
フットレストがある時は左足をフットレストに置き体を安定させる
3) 後頭部の中心とヘッドレストの中心の高さが合うよう設定する
4) 腕が伸びきらず、ハンドルの10時10分の位置をもつ
以上が、正しいドライビングポジションのポイントです。
そして、いざ出発! 運転時の注意点。
道路標識や路面標示、注意看板などをよく見て情報を認識した上で走行しましょう。
景色に見とれたりすることなく、運転に集中して、カーナビなども注視しすぎないように
気をつけて運転しましょう。想定外の渋滞などで慌ててしまうことのないように、
余裕を持った運転スケジュールを立てましょう。
長距離の運転は最低2時間に一度休憩をしてください。
ふだんはほとんど運転していない方は、
道路標識を理解しているか事前にネットなどで確認して下さい。
また、昨今ナビの便利さに頼り切るドライバーも多いかもしれません。
出発前に地図の確認、その上でのプランづくりが、
楽しく安全なドライブに繋がります。楽しいサマードライブを!